大和町 松梅地区

大和町 松梅地区

“松瀬”、“梅野”、“名尾”の3地区からなる「松梅地区」(大和町)。中山間地域の中でも佐賀市中心地に近いエリアです。東部に位置する名尾地区の中央には、名尾川が流れ、地元の方が大切に守ってきた棚田が日本の原風景を思わせます。また、佐賀県重要無形文化財「名尾手すき和紙」の工房をはじめ、公民館周辺には、佐賀市指定文化財「華蔵(けぞう)庵(あん)」や「腹切り地蔵」が点在し、歴史的にも興味深い場所です。秋は「かかし祭り」、冬は「干し柿のカーテン」と地元の方が催すイベントで賑わいます。

①道の駅 大和 そよかぜ館

“松梅地区の活性化”をコンセプトに、地元・松梅の新鮮野菜や特産物を豊富に取り扱う「そよかぜ館」。佐賀市大和町を中心に、佐賀市内の“旬”の食材が多数並び、連日多くの人で賑わいます。松梅地区といえば、“ほし柿”が有名ですが、こちらには「冷凍ほし柿」をはじめ、渋柿を長期熟成・醸造させた「柿酢」や、松梅産のタケノコを用いた「たけのこまん」など、オリジナル商品も目白押しです。「とりめし」や「おはぎ」といった地元名手の総菜や和菓子なども販売しており、午後には売り切れになることも。美しい川上狭を一望できるテラス席もあり、川のせせらぎに癒されるスポットです。

 


パン工房 ベジタブルぱーしもん

「そよかぜ館」の敷地内にある「パン工房 ベジタブルぱーしもん」では、松梅のほし柿をふんだんに使った看板メニュー「ほし柿ソフトクリーム」や、ほし柿をラム酒に漬け込み、粉砕して混ぜ込んだ「ラムほし柿ソフトクリーム」が大人気。野菜ピューレをたっぷり練り込んだ特製パンは、無添加&優しい味わいが家族連れに好評です。材料のほし柿、野菜はどれも地元のものを使っており、すべて工房内で手作業で加工しています。どれもココでしか味わえない限定メニューですので、ぜひ立ち寄ってみてください!

【店データ】

佐賀市大和町大字梅野805

営業時間 9:00〜18:00  

定休日 1月1、2、3日

電話 0952-64-2296

URL https://www.soyokazekan.com

②名尾手すき和紙

佐賀市大和町の名尾に唯一残る工房「名尾手すき和紙」。ショップには、便箋や名刺、扇子などの小物類から、照明、タペストリーとしても使える大型の和紙まで約200種ものオリジナルグッズがそろい、ギフトに、インテリアに使いたいものばかり。店内の至る所にも和紙が使われており、温かみのある空間は訪れる人を魅了します。なお、こちらでは工房見学や、ワークショップも実施中です。300年以上の歴史を持つ名尾和紙を気軽に見て、触れて体感してみてはいかがでしょうか。

 


【店データ】

佐賀市大和町大字名尾4756

営業時間 9:00〜17:00   定休日 不定休(盆、正月休みあり)

電話 0952-63-0334

URL https://naowashi.com/

「名尾手すき和紙」工房が移転OPEN!

2023年5月、「名尾手すき和紙」の工房が移転し、新しくオープンしました!

工房は全面ガラス張りとなっており開放感たっぷり。松梅の美しい景色を楽しみながら体験ができます。

工房見学やワークショップも実施中ですので、気軽に問い合わせをされてみてください。

(電話)0952-63-0334