佐賀市の北部に位置する三瀬村は、北側に福岡市、東側に神埼市脊振町と隣接し、標高約400メートルに集落が散在する面積40.7平方キロメートル、人口約1,100人の村です。空気や水がおいしく、春は新緑が美しく、標高がやや高いことから夏は少し涼しく、秋は収穫の秋、冬は数回雪が積もり、四季の彩りがあり、親しみやすい人情がある土地柄です。産業面として、農業では自然条件を活かした農作物の栽培や加工に取り組まれ、美味しい食べ物へとつながっています。豊かな自然環境や美味しい農産物、料理、カフェ、温泉、高原遊びスポットなどから「三瀬高原」として観光事業にも力を入れています。周辺の福岡市や久留米市、佐賀市中心部や唐津市中心部まで車で約1時間圏内にあります。その一方で、人口減少と少子高齢化が進み、基幹産業である農業及び観光の担い手の減少という課題を抱えています。今回、佐賀市三瀬村で、農業や地域の振興に取り組んでいただき、地域農業を発展させ、将来の地域活動の担い手となっていただける人材を三瀬村地域おこし協力隊として募集します。詳細は添付の募集要項をご覧ください。
1名
佐賀県佐賀市三瀬村(みつせむら)
(勤務先)佐賀市役所三瀬(みつせ)支所 佐賀市三瀬村三瀬2764番地
(1)三瀬村の地域団体や農家等の個々の支援
(2)農業と観光を結びつけるための横の連携を図り、事業展開の検討・試行・改良を行う
<具体的な役割、活動>
(1)・三瀬村地場産品振興部会が運営する農産物直売所の(運営方法の提案や)支援
・農村集落団体や個々の農家等の支援や集落における(草刈り等の)地域活動支援
(2)(取組事例)
・農村部の生活や農業を体験することができる農村体験型の観光の検討
・耕作放棄地を農業体験の観光に活かす取り組みの検討
・都市部の人材を移住させるためのイベント等の開催
・地域の魅力を伝える情報発信
・三瀬村地域おこし協力隊OBや地域団体と交流、連携した三瀬村の地域振興
〇併せて、退任後の暮らしについても、住まい、職業とも定住するために必要な活動を考えてください。
(任用・活動形態) 会計年度任用職員として、佐賀市長が任用します。
・三瀬支所に出勤し、地域に出て活動を行います。
(活動計画、調査、まとめ、次年度の活動予算検討、記録作成ほか事務一部有り。また地域住民への活動報告を作成します。)
任用開始の日から令和7年3月31日まで(更新の場合有り)
※任用開始は、令和7年3月1日を予定しています。採用者と協議して決定します。
(任用開始が令和7年4月以降となった場合は、今後の「地域おこし協力隊推進要綱」の改正を確認し、活動内容を一部見直す場合があります)
※更新の場合は、年度ごとに更新します。隊員としての活動期間は、最長で満3年間です。
(例:令和7年3月1日任用の場合、最長は令和10年2月末日まで)
■勤務:週5日間(週35時間) (7時間/日) 週休2日制 原則、月曜日~金曜日(祝日除く)8時30分から16時30分まで (昼休み12時~13時)
休日:土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日、年次有給休暇制度、夏季休暇ほか特別休暇制度有り
※用務の都合で土曜日、日曜日に勤務となる場合があります。
■活動に必要な車両・パソコン
市が用意します。私生活での使用はできません。
その他、活動に必要な費用については、予算の範囲内で協議の上、市が負担します。
次の条件をすべて満たす方とします。
(1)20歳以上で、総務省が定める3大都市圏をはじめとする都市地域等
(※1)「地域おこし協力隊推進要綱」第3対象(1)④から、生活の拠点を佐賀市三瀬村に移すとともに住民票を異動することができる方(現在佐賀市内にお住まいの方は応募できません)
(2)任用後、最長任期を3年間務める意欲があり、その後定住する意欲がある方
(3)心身ともに健康で、農業に関心があり、誠実で地域活性化に深い熱意を持ち、地域住民、団体と十分にコミュニケーションを図りながら、意見を尊重し自分の意見も伝え、積極的に活動できる方
(4)普通自動車運転免許を取得している方、または任用までに取得見込みである方
(5)SNSの積極的な活用ができ、パソコンの一般的な操作ができる方
(6)地方公務員法第16条の欠格事項に該当しない方
※1 「 3大都市圏」とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県をいう
(ただし2005年から2015年の人口減少比率が11%以上の市町村については3大都市圏外)。
「都市地域等」とは、以下に該当しない市町村または区域をいう。
過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、奄美群島振興開発特別措置法、小笠原諸島振興開発特別措置法、沖縄振興特別措置法の各法により指定された地域(区域)。
(地域要件)参照:総務省地域おこし協力隊ホームページ(令和6年9月現在)
※「転入地」となる佐賀市は「一部条件不利地域」に該当します。応募を検討される方は、「転出地」=ご自分の現住所の欄をご確認ください。
不明な場合はお問い合わせください。
※報酬・手当・休暇、公務災害補償については佐賀市条例、規則に基づきます。
当初154、541円~
※なお、過去5年間に佐賀市役所関係の勤務があり条件を満たす場合は、前歴分が加算されます。 ~177,845円
※年度更新の場合は、条件により報酬月額が加算となる場合有り。
期末手当、勤勉手当、通勤手当
※ただし宿舎利用の場合は徒歩通勤となり、通勤手当はありません。
●(短期)職員共済組合(健康保険) 加入
●厚生年金保険 加入
●雇用保険 加入
●公務災害補償(労災) 適用
年次有給休暇、有給特別休暇(夏季休暇5日間等) 有り
三瀬村内に市が準備します
(築37年、1階建て4DK、家賃なし、ガス給湯有り、一部備品・家具有り(故障の場合は要自己負担買い替え)
※引越しに係る費用、生活において発生する費用、電気使用料、プロパンガス使用料、灯油代、NHK受信料、ケーブルテレビ視聴加入金、工事費、通信料、汲取料等は自己負担
(宿舎利用でない場合は、家賃等すべて自己負担となります)
可
(事前に「兼業許可申請書」を提出していただき、地域おこしの延長や将来の起業のために必要と認められ、業務に支障がないと認められた場合。週の労働時間が勤務と合わせ40時間以内。)
小中学校、保育園、公民館、市立図書館(分室)、佐賀市三瀬支所、郵便局、農協(出張所)、食事処・レストラン・カフェ、散策路、交番、コンビニエンスストア、移住・空き家相談機関「NPO法人Murark」、天然温泉、キャンプ場、グランピング、直売所、ベーカリー、診療所があります。移動スーパー、共同購入(有料)を利用することもできます。
・随時、佐賀市三瀬支所で行います。(希望の方はご連絡ください)
・その他、説明会開催の場合は佐賀市公式ホームページにて告知します。
11月16日(土)、17日(日)は、三瀬村田舎と都市のふれあい祭りが、佐賀市立小中一貫校三瀬校グラウンドを
会場に開催されます。紅葉、黄葉もきれいになってきました。三瀬村の一コマを感じていただける機会です。
会場でも募集要項等配布しています。
応募用紙に必要事項を記載、写真を貼付の上、最新の住民票※の写しと運転免許証の写しを添付して佐賀市三瀬支所総務・地域振興グループまで郵送または持参ください。
注) 応募用紙の記載内容で書類選考を行いますので、できるだけ詳しく記載してください。
※応募用紙はこちらのページからダウンロードしてください。
(佐賀市三瀬支所でも直接配布しています。その他配布協力場所については、お問い合せください。三瀬支所から郵送も可能です。)
※住民票は抄本(応募者1人のもの)、本籍・続柄記載・マイナンバー表示は不要です。
令和6年11月29日(金)17時まで(必着)
※郵送等の場合は、配達状況が確認できる方法(簡易書留等)でお送りください。
※不備がある場合は受付できない場合がありますのでご注意ください。
選考の結果については、応募者全員に、応募書類到着後14日以内に文書で発送します。
時期:第1次選考後、1,2ヶ月で調整
会場:佐賀市三瀬支所
希望の場合は、併せて現地を案内します。
詳細については、第1次選考結果通知の際にお知らせします。任用条件等を確認いただきます。
第2次選考の結果については、選考対象者全員に、選考日後14平日以内に文書で発送します。
面接前に応募者本人が三瀬村を訪れ、ご自分に合っているかご自分の感覚で移住や定住の展望を描けることが望ましいです。
※応募に係る経費、面接に要する交通費等はすべて応募者の負担となります。
※応募書類は返却できません。
佐賀市三瀬支所 総務・地域振興グループ (担当:原・井手)
〒842-0301 佐賀県佐賀市三瀬村三瀬2764番地
電話:0952-56-2111(平日8:30~17:10)、 FAX:0952-56-2912
E-mail: somu.mt@city.saga.lg.jp
(佐賀市募集ページからのお問い合わせも可能です)